通訳案内士試験1次|歴史対策講座Basic

通訳案内士試験の歴史ってこんな科目

True Japan Schoolの「通訳案内士試験 歴史対策講座Basic」のご受講を検討される前に、歴史科目について知っておきたいことをまとめています。

これだけは知っておきたい!

  • 100点中70点取得で合格
  • 出題数は40問前後
  • 試験時間は40分
  • これまでは5科目のうち、最も対策の立てやすい科目だったが、2018年度に急激に難易度が上昇
  • 2018年度以降、各地の観光地に根差した細かい歴史の出題に多くの受験生が苦戦を強いられている

こんな問題が出題されます

2018年度までの試験では、高校の日本史の教科書からの出題が多く、問題によっては中学生でも解答できる問題もありましたが、2018年度以降は問題の趣旨が大きく変わりました。人物や史実に基づいた問題が少なくなり、全国の観光地に関連した出来事などを問う問題が多く、そのレベルも大変高い内容となっています。

2018年以前(難化する前の出題)

(8)1582年、織田信長は家臣の明智光秀の謀反により京都に滞在していた時、自害に追い込まれた。その滞在していた施設の名前で最も適切なものはどれか、次の①~④から一つ選びなさい。

①石山本願寺

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(9)下線部a(戊辰戦争)に関連した記述の中で正しいものはどれか、次の①~④から一つ選びなさい。

①鳥羽・伏見の戦いとは、土佐藩(高知藩)を中心とした旧幕府側が新政府軍に負けた戦いである。

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②彰義隊の戦いとは、旧幕府軍の彰義隊が徳川慶喜を援護する為、浅草寺にて新政府軍に反抗した戦いである。

③甲州勝沼の戦いとは、勝海舟が甲陽鎮撫隊の隊長になり甲州勝沼にて一戦を交えた戦いである。

④会津戦争では、白虎隊の若い隊士が飯森山で自刃した。

出典:平成29年度通訳案内士試験 日本歴史 問題番号14(正解は④

2018年以降(最近の出題)

(10)飛騨高山に関連する次の①~④の記述の中で正しいものを一つ選びなさい。

①古代律令時代の飛騨国においては、庸・調に加え、都で寺院などの大工仕事に従事する者の派遣が課せられた。

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②「高山祭」は、春の「山王祭」と秋の「八幡祭」の総称であるが、いずれも鎌倉時代に始まった。

③江戸時代、金森氏が国替えされた後、高山は幕府の直轄地になった。

④「幕末の三舟」である勝海舟は、飛騨郡代となった父に従い幼少時を髙山で過ごした。

出典:平成30年度通訳案内士試験 日本歴史 問題番号19(正解は③

(14)島根県の観光地に関する①~④の記述の中で正しいものを一つ選びなさい。

①天守が国宝に指定されている松江城は、江戸時代有数の茶人としても知られている松平治郷(号は「不昧」)によって築かれた。

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各観光地に根差した歴史を意識しながら、歴史の流れを古代から現代まで俯瞰できることが、True Japan Schoolの歴史対策講座Basicの強みです。是非無料体験にお越しください!

講座ご紹介

東京校大阪校オンライン

講座概要

講座のスタイル・目標

全12回(計24時間)の座学形式となります。通訳案内士試験の1次試験歴史科目突破の為に、政治、文化、そして観光地の視点から古代から近代までの歴史の流れを学習します。全体の流れを俯瞰すると同時に通訳案内士試験に頻出の時代を重点的に学習するので、コンパクトに必要な知識をインプットすることができます。

取り扱うテーマ・スケジュール

通学講座時間帯 10:00~12:00
  講座テーマ 東京校|金曜 東京校|土曜 大阪校|日曜 オンライン
第1回 原始から古代 1月10日 1月11日 2月2日 1月23日
第2回 奈良時代 1月17日 1月18日 2月16日 1月30日
第3回 平安時代① 1月24日 1月25日 3月1日 2月6日
第4回 平安時代② 1月31日 2月1日 3月8日 2月13日
第5回 鎌倉時代 2月7日 2月8日 3月15日 2月20日
第6回 室町時代 2月14日 2月15日 3月22日 2月27日
第7回 織豊政権 2月21日 2月22日 3月29日 3月5日
第8回 江戸時代① 2月28日 2月29日 4月5日 3月19日
第9回 江戸時代② 3月6日 3月7日 4月12日 3月26日
第10回 江戸時代の文化 3月13日 3月14日 4月19日 4月2日
第11回 幕末から明治 3月20日 3月21日 4月26日 4月9日
第12回 大正から昭和 3月27日 3月28日 5月10日 4月16日

この先生が担当します!

 

沢田千津子 先生

  • 東京校 歴史・地理・一般常識 担当
  • 全国通訳案内士(英語)
  • 三修社「歴史」合格!対策 執筆者
地理・歴史、そして一般常識対策講座を横断的に担当される、1次試験対策の中心的存在。沢田先生の講座を受けずして、地理科目・歴史科目の合格はできない、と言えるほど幅広い知識を有する先生です。その実力はお墨付きで2017年には歴史の出題の90%以上を講座でカバーしました。2018年から難化する歴史の最新傾向も熱心に研究されています。インド・ネパール滞在、出版社・広告代理店勤務を経て公立高校の社会科教員を勤めてきた経験から指導力も申し分なし。山歩きが欠かせない趣味の一つで、2019年に百名山全てを踏破したそうです。

別途ご用意頂く資料

1. 『全国通訳案内士試験「歴史」合格!対策』三修社 3,080円(税込)

 

本講座ではメインテキストとして三修社出版の『全国通訳案内士試験「歴史」合格!対策』を中心に授業を展開します。

  • 一般の書店でもお買い求め頂けます。True Japan Schoolサイト内でお買い求め頂くと消費税分(280円)がOFFになりお買い得です。

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推奨教材

2. 『詳説日本史図録 第7版』山川出版社 946円(税込)

 

本講座では他に補助教材として『詳説日本史図録 第7版』(山川出版社)のご購入をお勧めしております。

  • True Japan School事務局での販売はございませんのでご承知おき下さい。以下のボタンをクリックするとAmazonの販売ページへ遷移します。

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沢田先生の地理・歴史対策講座受講者の声

時谷あさみ様(英語 2019年合格)

2019年出題の難問も講座でカバーできました!

全国通訳案内士試験は2018年に取り組み始めました。もともと日本史には苦手意識があったのですが、残念ながら取りこぼしてしまいました。翌年は何としても残り一科目をクリアして、2次試験に進みたいと気を取り直して臨みました。

通学コースでは、同じ目標を持った仲間の姿が励みになりました。夏季集中講座のオンライン視聴も利用しました。何度も繰り返し視聴できることは大きな利点です。通学が難しい方には、オンライン視聴コースもお勧めです。

2019年も難問が出題されましたが、沢田先生の授業でカバーされたところを着実に得点できたことで、無事1次試験を通過!そして最終合格につなげることができたと思っております。ありがとうございました。

篠崎定明様(英語 2019年合格)

なんと、3か月の学習だけで90%の正解率に!!

True Japan Schoolの授業内容は完璧だったと思います。

昨年4月に全国通訳案内士の存在を知り、True Japan Schoolで5月より勉強を開始。8月の試験まで3ヶ月ということで、True Japan Schoolの教材を何回も読み直しただけでしたが、『通訳案内の実務』は2問不正解(90%の正解率!!)で合格しました。

『地理』と『歴史』はオンライン視聴コースを利用して沢田先生のモノマネができるくらい見直し、一発合格を達成しました。True Japan Schoolの先生方を信じて復習を徹底されることをお勧めします。

横山隆志様(英語 2019年合格)

写真をふんだんに活用した、記憶に残る授業です!

沢田先生の地理講座はmust-seeです!

地理の講座に関してはいくつかの教材、動画なども見ましたが、沢田先生のものが一番写真なども多く、まとまりがあり、かつ地域ごとの冊子になっているため、直前期は、苦手な地域(中部、日本の祭り)を最終反復し、当日に臨むことができました。

包括的な講座ですが、必要に応じてかなり突っ込んだ内容もあるため、試験後も時折活用しています。とてもおススメの講座です!