今年はプレゼン問題が先!
昨日、1次の合格発表があり、合格された皆様には、合格通知と共に、2次試験のご案内が発送されました。
そのご案内によれば、今年はプレゼン問題が先に回り、外国語訳問題が後に回るとのこと!その他にも2点重要な点があります!2次受験者の方は必見です!詳しく見ていきましょう!
試験内容はこちら!
以下に、1次試験合格者へ通知されている内容は以下の通りのようです。重要な箇所をハイライトします。
口述試験の進め方は以下の通りです。
① 受験者は、その場で配布される日本語で書かれた3つのテーマから1つを選択し、そのテーマについて受験外国語で2分程度のプレゼンテーションを行ってください。(昨年度までは外国語訳問題が先)
【例題】
- 絵馬
- 高野山
- インスタ映え
② ①のプレゼンテーションの内容について、受験外国語で質問をしますので、受験外国語で、回答してください。
③ 次に、試験委員が日本語で読み上げる内容について、1分程度で受験外国語に訳してください。配布した用紙と筆記用具を用いてメモをとっても構いません。
【例題】
茶道は1杯のお茶で客をもてなす儀式である。茶道では、亭主は決められた作法に従い、丁寧にお茶を用意する。客はその気持ちに応えて、感謝の意を表しながらお茶を頂く。茶道で使われるお茶は抹茶で、和菓子はお茶を飲む前に食べる。(従来の日本文化に関する問題とあまり変わらず)
④ ③の内容に関連して、日本語で通訳案内の現場で想定される状況に全国通訳案内士としてどのように対応するかを問います。試験委員をお客さんと想定し、受験外国語で受け答えしてください。
【例題】
お客様が茶室に入る前に、茶道には作法や決まり事があると聞いて緊張しています。あなたはお客様に対し、どのように声をかけますか?
(出典:『平成30年度全国通訳案内士試験 口述試験の予定内容について』より一部改変)
要点をまとめると…
プレゼン問題が先!外国語訳問題が後!
これまでの2次試験では、1分間の外国語訳問題を行った後、2分間のプレゼン問題、そして残った時間でプレゼンに関する質疑応答でした。
しかし、今年はそれが逆転。先にプレゼン問題とプレゼンに関する質疑があり、その後に、外国語訳問題と通訳案内の質疑になるようです。この流れですと、プレゼンに関する質疑は質問の数が制限されそうですね。プレゼン問題で印象良く弾みをつけたいところですね!
外国語訳問題では日本文化体験時の通訳に関する文章も問われる
通知のあった茶道に関する外国語訳問題例から推測する限り、外国語訳する文章は、これまでの危機管理的な内容だけでなく、「日本文化体験時の内容をお客様にご説明する」という内容も含まれそうです。日本文化に関する単語やコンテンツの学習を引き続き続けていきましょう。2次試験当日まで、ボキャブラリーを可能な限り増やすことがアドバンテージに繋がりますね!
通訳案内質疑は質問が日本語・回答が外国語
新形式の2次試験で最も注目されていた「通訳案内質疑」ですが、この通知を見る限りでは、試験官からの質問は日本語で行われるようです。受験生の回答は受験外国語とのこと。
➡しかし、「日本語で聞かれて英語で答えるなんて、コミュニケーションとして非常に不自然なのでは?」との声が、事務局では上がっています。何か続報が入り次第、情報を更新しますので引き続きご覧ください!
外国語訳の比重が高くなる?
外国語訳問題が後ろに回ったということは、もしかすると外国語訳の評価の比重がこれまでより高くなるのかもしれません。明日からガイド受験通訳短期講座が始まります。もし、通訳に不安があるという方は、無料体験も可能ですので、是非お越しくださいね!
必勝セミナーと模擬面接もアップデートします!
2次試験本番まで、残り30日。これらの変更の発表を踏まえて、True Japan Schoolは現在開催されている講座全てを本改正に合わせて調整致します!模擬面接演習では、プレゼン問題と外国語訳問題を入れ替えて催行。明日以降の「2次試験必勝セミナー」では、これらの改正について詳しく解説致します。
どの予備校よりも迅速な対応をするTrue Japan Schoolの対策講座、2次試験本番前に是非一度お越しください!
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