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通訳案内士試験 2次試験対策|携帯電話と一緒に消えた男

※本記事は、「2次試験当日の様子~第1弾~」の続きです。

会場での振舞いは徹底せよ!

2次試験まであとわずか!本日は、怖いけど、クスリと笑ってしまうような2次試験の会場での実話をお送りします。前回の記事に引き続いて、会場での注意事項も併せてお伝えしますよ!最後までご一読を!


True Japan School卒業生Yさんの体験談

■実話です。

 

これはTrue Japan School卒業生のYさんが実際に全国通訳案内士試験の2次試験を受験された時のお話です。

 

Yさんは時間通りに受付を済ませ、他の受験生と一緒に大きな会議室の椅子に座って、自分が呼ばれるのを緊張しながら待っていました。

 

私語禁止の待合室。物音と言えば、両隣の受験生の息遣いとテキストをめくる音のみという、妙に濃く煮詰まった静けさが会場に満ち満ちていました。

 

 

その時です、会場中に携帯電話の着信音が響き渡ったのは。

 

 

その携帯電話の着信音は、あまりの緊張に耐えられなくなった受験生の心の叫びを体現しているかの如く痛々しく、そして悲しげに鳴り続けていました。

 

携帯電話の持ち主ですら、鳴っているのが自分の携帯電話という事に気づくまでに少しの時間がかかりました。そしてようやくYさんの斜め前に座っていた男性が、悲鳴を上げ続ける携帯電話を恐る恐るカバンから取り出して電源を切り、会場に元の静けさが戻って来ました。

 

 

しかし、Yさんの斜め向かいの男性が携帯電話の電源を切った直後。

 

 

どこからともなく黒ずくめの男が二人現れ、その男性の両脇を文字通り抱えて試験室からどこかに連行していったのです。

 

それから試験が終わるまで、その携帯電話の男性が会場に戻る事は無く、その男性を見た受験生も居ないということです。どこへ連れ去られて行ったのか、今どこでどうしているのか、男の行方を知る者は誰もいません…

これは本当のお話です。会場では、受付を済ませた瞬間から皆さんの自由は無くなると肝に銘じておいて下さい。

携帯電話の使用はもってのほかですが、電源を切っていなかったために着信音が鳴ってしまっただけでも、受験資格をはく奪されてしまうのです。

 

試験本番では、しっかりと会場の注意事項をよく読んで、係員の方の案内をよく聞いて行動しましょう…

前回の記事の続き

いよいよ!試験の教室に入ったら?

受講生レビュー2

試験の最初は、「今日はどこから来たのか」とか日常的な会話から始まりました。通訳は、模擬面接で行った通りの流れで、メモ取りなどの説明もありました。プレゼン問題で、タイマーが鳴らなかったのは、少し驚きました。(自分が2分以内に終えたからでしょうか?)

大事なことですが、この試験中の様子は、あくまで参考の一つとして考えておいてください。弊社で働くスタッフは、ほとんどが有資格者ですが、語ってくれる試験の様子は、まさに三者三様。中には、プレゼンの途中で、ネイティブの試験官から突然質問され始めたなんていうスタッフもいるくらいです。(笑)

自分の番の10分間が終わったあとは?すぐに帰れる?

受講生レビュー2

自分の番が終わったらそのまま解散かと思っていました。教室を出たら、同じ時間に受験していた受験者が揃うまで、近くの広場で待機させられました。4~5名(だったでしょうか?)揃ったところで、スタッフに次の部屋まで案内されました。最初の受付後の会議室のような大きい部屋に通され、その時間帯のグループ全員が揃うまで帰れませんでした。最後の部屋の机の上には、合格発表を含めたスケジュールの案内とか、各ガイド団体の紹介のペーパーが置いてありました。

これはおそらく、同じ時間帯の受験者への情報漏洩を防ぐための措置と考えられます。私(スタッフ)が受験していた時は、緊張が解けたのか疲れたかはわかりませんが、寝ている方が多かったような気がします。

いかがだったでしょうか?だいぶ試験当日のイメージが湧いたでしょうか?試験まであと3日!お体に気を付けてお過ごしくださいね。頑張れ!受験生!


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