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【インタビュー】2019年度国内旅行業務取扱管理者試験合格! 神田哲郎様

3科目すべてでなんと9割のハイスコアを獲得!

(左)神田哲郎様 (右)服部豊先生
(左)神田哲郎様 (右)服部豊先生

True Japan Schoolでは、通訳案内士試験対策だけでなく、旅程管理主任者研修(添乗員)や通訳講座など、観光業界、旅行業界に携わる方に向けて様々な講座を運営しています。

 

今回はその内の一つである「国内旅行業務取扱管理者試験対策講座」を受講され、2019年度に見事合格された神田哲郎さんに今年の受験から合格までのお話しを伺いました。今後、「旅行業務取扱管理者試験」を受験されようとお考えの方は必見です!


フリーランスで活躍ができるようになるための一環として取得を検討

 

―本日はお忙しい中ご足労頂き、誠にありがとうございます。それではまず、本試験の受験に至った経緯を教えてください。

 

まずこの資格については、True Japan Schoolのメールマガジン「TJS受験ニュース」で初めて知りました。通訳案内士資格と絡めてのお知らせだったかと思います。そして受験を決めたきっかけなんですけれども、やはりそこも通訳案内士と絡んでいまして。

 

―なるほど。詳しくお伺いできますか?

 

はい。私自身、通訳案内士資格についても最近取得しまして、まだまだ新人ガイドなんです。さらに、旅行業についてもこれまで全く携わってこなかったものですから、今のうちに間口を広げておきたいという気持ちがありました。

 

そうするとやはりこの旅行業務取扱管理者資格で得られる知識というのは、旅行業に携わる方であればおそらく必須の知識でしょうから、この受験を通して、旅行会社の方がどんな仕事をしているのか、少しでもイメージができると思ったんですね。

 

あとは可能性を広げておきたいという思いもありました。服部先生が常々おっしゃっていますが、通訳案内士として、この資格を取得しておくと、ご自身で旅行会社を立ち上げ、そこで自分自身でつくったツアーのガイドもできてしまうと。

 

―それは非常に建設的かつ夢がある話です!

 

もちろん、実際にそのようなことを実現させるか、させないかは別の話ですけれど、私自身大学を卒業して、ずっと組織の中でやってきた人間ですから、心のどこかでフリーランスとしてやってみたい気持ちは一貫してどこかにあったんですね。それにずっと通訳案内士試験の勉強もストレスフルで負荷がかかっていましたし、(一同笑い)この通訳案内士試験の合格からそのまま勢いでとってしまおうと思ったわけです。

 

―ストイックな姿勢に頭が下がるばかりです…。

 

―(服部先生)本当に神田さんの言う通り、通訳案内士資格と旅行業務取扱管理者資格を2つ持っておくことは相乗効果で様々なメリットがあるからね。

 

―様々な思いが受験へのきっかけにつながったわけですが、「いざ受験!」となった時に不安な点や悩まれた点などはありましたか?

 

やっぱり初めての受験でしたから、そもそも試験の全貌がわからない、とか自分に合格できるのか…?という不安は何よりもまずありましたね。いざちょっと調べてみたら「旅行業法」とか「約款」とかやたらと難しい専門用語ばかりで!もちろん、観光地理などは別の話ですが、こういった知識は今まで通訳案内士試験の知識の延長線上では対応できないかな、というポイントが一番の不安でした。

 

―そうは仰りつつも、蓋を開けてみると神田様は全体的に非常にハイスコアで!特に旅行業法と約款科目については満点近い点数を取得されていましたね。

 

いえいえ、それも服部先生の講座無しでは難しかったと本当に思いますよ。毎晩お酒を飲んで帰ってきた後にもですね、頑張って講座を少しだけでも見ようと思うんですよね。この講座は1回が2時間半と多少長いんですけど、やっぱり服部先生の講座は面白いし、重要な箇所をメリハリ付けて教えてくれるので、何なく視聴できてしまいます。それで実際に「重要!」みたいなマークが出ているところが本当に試験で出題されたりと。非常に続けやすかったですね。

 

過去問は何度も繰り返してモチベーションの維持と弱点の洗い出しに!

 

 

―他にも本講座の中で役に立ったポイントはありましたか?

 

何といっても、旅行業法や旅行業約款といったあの膨大な量の知識から「ここは出題される!」というポイントが絞られていることが何よりも安心でしたね。おおげさではなく、本当に服部先生が教えてくれなかったところで出題されちゃったというのは1題もなかったんじゃないかな、と思います。

 

あとは先ほどお話ししたこととも重なるんですが、先生が情熱的に教えてくださるという点も改めて強調したいですね。旅行業法の条文はそのまま読んでも頭に入ってこないんですが、先生の「語呂合わせ」や「実際の現場でどのように役に立つか」を交えて説明されるので、自然に業法の知識もすっと入ってきました。

 

―ありがとうございます!講座を視聴する以外にご自身で工夫されていた勉強法がもしあれば是非伺いたいです。

 

基本的には、講座を視聴してテキストに立ち返っての繰り返しでしたが、過去問は5年分を5回ずつ解きました。

 

―5回ですか!合格された他の方も過去問に目を通すことは間違いなくされているかと思いますが、そこまで徹底的に解き込んだ結果があのハイスコアなんですね。

 

やっぱり服部先生の講座はわかりやすいから、わかった気になってしまうことが逆に少し危ないと感じましたね。実際に自分で過去問に取り組んでみると、知識が不足している部分があったりして。その点を過去問研究で洗い出すことは大切だったと改めて感じます。何回も解くことも、次第に各科目の点数が上がっていくことでモチベーションのキープに繋がっていました。

あと工夫した点といえば、これも服部先生が講座内で仰っていたことを実践したまでなんですが、観光地理分野の対策の為に色々な旅行会社のパンフレットを集めて眺めていたんです。私自身、旅行が大好きなものですから、パンフレットを楽しく眺めていることも随分良い対策になりました。意外と旅行会社のパンフレットには自分の知らない観光地が掲載されていたり、参考になります。

 

 

ガイド自身にもレギュレーションやコンプライアンスが問われる時代

 

 

―ありがとうございます。それでは、この資格、また本講座を通して得られたメリット、今後どのように活用していきたいか、お考えを伺えますか。

 

実は先日、実際の現場で役に立った場面がありました。あるエージェントから28名の団体のガイドをアサインされたんですが、交通手段についてのやり取りをエージェントとする中で、団体割引などの知識が身についていたことがプラスになりましたね。

 

今後について言えば、何よりも可能性が広がったという点が挙げられます。自分で旅行会社を立ち上げるのもいいし、同期のガイド仲間で集まって…というのもまた良いですよね。仮に夢破れてしまったとして(笑)、あくまで通訳案内士として活動していく中でも欠かせない知識を得られたと思います。

 

―ありがとうございます。最後にこの旅行業務取扱管理者試験を受験される方々に向けてメッセージをお願いします。

 

最近は、旅行会社は言うまでもなく、ガイド各個人にもレギュレーションやコンプライアンスが求められる時代なので、通訳案内士資格を持っている方は須らく是非受験して欲しいなと感じます。そして受験を決めて、対策を始めるとしたら間違いなくTrue Japan Schoolの服部先生の講座です。これはお世辞ではなく、本当に先生の言う通りにすれば受かる、それくらい素晴らしい講座でした。

 

今はちょうど今年の通訳案内士試験の合格が発表される頃ですが、今期合格された方々は、今の時期に受けられるといいと思います。通訳案内士試験に合格して、緊張から解放されて…というのもいいですが、そこで満足しない為に、怠ける悪循環に陥る前に是非この資格取得の為にもうひと踏ん張りして欲しいな、そんな風に感じます。

 

―神田様のますますのご活躍をお祈りしています!本日は充実したインタビューをありがとうございました!

 

《担当講師からのメッセ―ジ》

神田さん、大森さん、合格おめでとうございます。私のことについて過分な紹介誠に、恥ずかしく思います。また、合格できたのは、何よりも神田さん、大森さんが一生懸命努力されたからです。頑張って学習を続けたからですよ。そして、私自身もなんとか全国通訳案内士試験に今年合格できたのも、神田さん、大森さんが、頑張って学習されていることを知り、それを刺激にして私自信も学習に集中できたからです。まさに、『共育・競育・強育=教育効果』が実を結んだからだと思います。神田さん、大森さん、ありがとうございました。そして再度になりますが、本当におめでとうございます。この資格も大いに活かして益々のご活躍、応援させていただきます。

ーTJS国内旅行業務取扱管理者試験対策講座講師 服部豊

神田様、この度の合格本当におめでとうございます!

ますますのご活躍をお祈りしています。